奈良交通 車内放送 概要
Narakotsu  Bus Transmission Outline

 

奈良交通の車内放送

 奈良交通には、現在、8トラックテープ(以下 8トラ)と音声合成車の2種類の車内放送機器がある。最近の新車は

随時、音声合成を導入している。8トラは、操作が全て手動式で、早送り(通過)機能を備えている。また、8トラの搭

載しているバスは、停名表示器が装備されていない。多区間車は、運賃表のみ備えている。以前は、市内循環用の

3扉車のテープ車に、停名表示器が存在していたようだ、音声合成は、従来の8トラと違い、テープを使用せずに、R

OMカードでデータを読み込んで作動させる仕組みになっている。系統毎の放送ナンバーをテンキーで入力し、放送

データを引き出す仕組みになっている。機器はいずれも「クラリオン」製である。音声合成車は、停名表示器を装備さ

れているが、市内循環で使用されているリフトバスは、停名表示器は搭載されていない。リフトバス以外の音声合成

車は、バス停発車の際、「動きます、ご注意ください。」と放送案内される。また、奈良交通独特であろう、到着時の停

名放送の案内。「次は、般若寺です。」と、次の停留所の放送を行ない、その停留所に到着の際に、再度「般若寺で

す」と放送されるので、とても親切設計である。8トラ・音声合成共に到着放送は、手動である。また、音声合成車・テ

ープ車共通仕様の一つに、バス停を過ぎると、距離センサーが感知して自動的に次の停留所の放送案内を行なって

くれるのである。

また、テープ車・音声合成車ともに、「つぎ とまります」放送が搭載されている。「つぎ とまります」の後に、注意喚起

の内容の放送が数種類組み込まれているのも奈良交通独特の仕様である。

奈良交通 男声放送・女声放送

 奈良交通の車内放送には、男声放送と女声放送が存在する。男声放送は、奈良交通では有名な、南海太郎氏の

放送で、トーンが低く、語尾の言い回しなど特徴ある声でファンには好評である。しかし少しずつ、男声放送から女声

放送に切り替わっていってるのが現状である。男声放送はテープのみ存在し、使用されている系統も限定されてい

る。

それでは、サウンド館へどうぞ。

 


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